
「陶芸って興味はあるけど、教室に通わないとできない?」「自宅でできたら楽しそうだけど、何が必要?」——そんな疑問を持つ方に向けて、自宅で陶芸を始める方法をわかりやすく解説します。
最近では家庭でも陶芸が楽しめるキットや道具が手に入りやすくなり、スペースや設備が限られていても工夫しだいで十分始められるようになっています。
※この記事で使用している画像はイメージ画像です。
自宅でできる陶芸のスタイル3選
陶芸というと「ろくろで成形して、大きな窯で焼く」というイメージが強いですが、本格的な設備がなくてもできる範囲はたくさんあります。初心者の方におすすめなのは、次のようなスタイルです。
- 手びねりで小物を作る(道具も少なくて済み、成形を楽しめる)
- オーブン陶土や空気乾燥粘土を使う(家庭用オーブンや自然乾燥で仕上げられる)
- 市民センターや陶芸教室の「窯焼きサービス」を利用する(自宅で成形 → 専門の窯で焼成)
補足:紙粘土や「焼かない粘土」も手軽ですが、これは陶芸というより工作に近い位置づけです。まずは“陶芸風”の作品から試して、焼成を伴う本格的な陶芸につなげていくのも良いでしょう。
まずはこれだけ!自宅陶芸の必須アイテム
最低限そろえておきたい道具
- 粘土(陶土・オーブン陶土・空気乾燥粘土など)
- ヘラ類(形を整える・模様をつける)
- 水入れ・スポンジ(粘土をなめらかにする)
- ビニールシート(作業台の保護や保存に)
- 割りばし・爪楊枝(模様や文字入れ)
100円ショップやホームセンターで代用できる道具も多く、初心者でも揃えやすいのが魅力です。
作品を“本格的”に仕上げるための焼成方法
- 市民センターや陶芸教室の窯を利用(数百円〜数千円で依頼できる場合あり)
- ミニ電気炉を購入(小型のものは数万円前後からありますが、性能や容量によっては数十万円以上かかる場合も)
※使用時は電源容量や耐熱・換気に注意が必要です - オーブン陶土を使って家庭用オーブンで焼成(160〜180℃で20〜60分ほど)
注意:電気炉は高温(1000℃以上)になるため、設置場所の耐熱性・安全性を十分に確保しないと火災や事故の原因になります。マンションや集合住宅では使用が制限されることもあります。
※温度・時間は製品によって異なるため、必ずパッケージの指示に従いましょう
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どれを選べばいい?タイプ別おすすめスターターセット3選
初心者の方に扱いやすい「ヤコ」のオーブン陶土セットをご紹介します。
付属のコート剤を塗って加熱することで、日常使いの食器として楽しめるようになります。
※本格的な陶磁器とは少し性質が違うので、水につけ置きはせず優しく手洗いしてあげてくださいね。詳しくはメーカー公式サイトでご確認ください。
【定番】まずは基本から!「Standard」
ヤコのオーブン陶土の魅力をバランスよく体験できる、基本のセットです。まずは基本から始めたい、という方に選ばれています。
まずは商品詳細でセット内容をチェックしてみてください!
【本格派】いろいろ試したいなら「新Premium」
黒木節や紅陶など、風合いの異なる4種類の粘土が入っています。土ごとの質感の違いを楽しみながら、本格的な作品づくりを目指す方へ。
まずは商品詳細でセット内容をチェックしてみてください!
【お手軽】白と青の組み合わせを楽しむ「Blue&White」
白陶土と青粘土がセットになっています。白地に青の模様を入れたり、爽やかな色合いの小物を作ってみたい方に最適です。
まずは商品詳細でセット内容をチェックしてみてください!
| Standard:迷ったらこれ! 新Premium:本格的な土の風合いを楽しみたい方 Blue&White:爽やかな色合いの小物を少しだけ作りたい方 |
初心者におすすめ!自宅で陶芸作品を作ってみよう
- 小皿、箸置き、カップなどの小物
- お香立てやペンダントなどアクセサリー
- 小さな植木鉢やオブジェ
最初は「豆皿」「箸置き」など、シンプルで使える小物がおすすめです。
粘土を平らにのばして型抜き → 縁を少し立ち上げるだけで、世界にひとつだけの豆皿ができます。
食器として使用する場合は、必ず「食器利用可」(パッケージや商品説明に“食器可”と明記されているものを選ぶ)とされている粘土・釉薬・コート剤を使いましょう。オーブン陶土で作ったものに市販の防水コートを塗ればある程度の耐水性は出ますが、陶芸窯で本焼きをした陶器に比べると耐久性や安全性は劣ります。
自宅陶芸Q&A:よくある疑問を解消!

粘土はどこで買える?

通販サイト、画材屋、陶芸用専門店で購入できます。初心者には「空気乾燥タイプ」や「オーブン陶土」が扱いやすいです。

後片付けは大変?

粘土は排水に流さず、必ずバケツにためて処理しましょう。排水管が詰まる原因になります。作業後は手を洗って保湿をすると安心です。

ひとりでも楽しめる?

もちろん可能です。集中して作業する時間は気分転換にもなりますし、SNSに投稿すれば仲間を見つけやすいです。
次は、陶芸教室で体験をしてみよう!
自宅で基本的な感覚をつかんだら、陶芸教室に行くのもおすすめです。プロから直接指導を受けられ、本格的な電動ろくろや大型の窯を体験できます。仲間と交流できるのも魅力です。
まとめ
陶芸は、ほんの小さなスペースと粘土さえあれば始められる「身近な手しごと」です。
ただし、本格的に焼成して食器などに使いたい場合は、道具・安全性・材料の選び方に注意が必要です。
あとは「やってみたい!」という気持ちが一番の材料。
あなただけの特別な時間を、自宅で気軽に楽しんでみましょう。
